Kenshi Muto

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> そしてこれまではcontentに他のブロック要素を取れるのはColumnくらいだったのを、今後はMinicolumnBlockや(U|O|D)ListItemにも広げる、ということになるかと思っています。 まとめありがとうございます、このまとめおよび期待のとおりです。

はい、その2つのNGルールで問題ないです。

あと、トンボなしであれば media=ebook でもよいと思いますが、printでないと困るということは何かありますか?

ほかのビルダでまだいまいちだった

名前に悩みますね…。proofというのもなんか違うかしらん。

おっと、そうなのですね。ただ実際作る人いるのかな…。

とりあえずreview-jsbookのほうについてですが、review-baseのlmodernはreview-jsbook.clsのほうですでにlmodernを取り込んでいるので、有無によって欧文には違いが出ず、和文側のファミリ・シリーズを変えている限りではいずれもLatinModernが使われているようです(つまりとりあえず-baseのlmodernはいらない…)。 和文に関しては https://review-knowledge-ja.readthedocs.io/ja/latest/latex/uptex-fonts.html にpxchfonを使う方法を書いてみましたが、クラスファイルで持たせるとvfとかにも手を出さないといけなくないでしょうか。 jlreqのほうは…自分がまだ使い切れていないのですが、こっちは設定含めてまだユーザーに任せるでもいいのだろうか。

ページを揃えるのはユーザーの責任のほうで、もし白ページを入れる場合に奥付の前に入れるのか後に入れるのかというのは判断の分かれるところですね。裏表紙も付けられるようになっているので、一概にコレとは決めづらい。 (究極的には某クラスみたいに各項目ごとの改ページleft,right,pageオプションを入れるか、ということになりそうですが、jsbookのほうにまだそんなに注力すべきかというところもあり…) その前の内容(たとえば索引)が偶数で終わった場合、奥付前の奇数ページに白を入れて揃えるということであれば、ほとんどmunepiさんの書いたとおりではありますが、 review-custom.styに ``` \renewcommand{\reviewcolophon}{\ifodd\c@page\thispagestyle{empty}\mbox{}\clearpage\fi} ``` としておく、でしょうか。 ただ、indexがなくてchapterのときだけだと、chapterの\cleardoublepageとの絡みで白が2つできますね…。

tex, jsbook.cls, jlreq.clsいずれも「奥付」という要素は考慮されておらず、今の奥付要素はあくまでもRe:VIEWが「とりあえず作っておいた」紙面の1つにすぎません。jlreq.clsでも同様に奇数のままになるはずです。製本についての考え方も同様で、「偶数にそろえる」ということ自体が(4の倍数にするなどと同様に)製本固有のことであり、JLREQ仕様でも何ら定義はありません。 技術的には、要所要所で奇数偶数に揃えるということについては`colophon:break-before=left`のようなフラグを導入するなどして、奇数偶数の判断をして改ページを入れていくということ自体は可能です(現時点ではまだそういうものは入れていません)。 - ただ、そういう調整を仕込もうとすると、jsbookにパッチを入れまくったものになり、むしろ新規にクラスを起こすほうがコストが安くなりそうです。そもそもjsbookから離れようという目標があるのにさらに関係を深めてしまうのはどうなのか。なお、クラスについては、調整も新規に起こすのも、これ以上は(すでにという話もありますが)プロの仕事として適切な対価を支払い、それをプロジェクトが買い取って広く使う、とするほうが妥当に思っています。 - 偶数で合わせようとするとするときに、「必ずこうである」という定義が存在しません。業務での経験だけでも以下のようなバリエーションがあります。 - 奥付前の奇数ページに白を入れる - 奥付後の偶数ページに何か(白や広告など)を入れる - そもそも奇数ページの白は禁止なので何か埋める(たとえば索引を追加する、著者紹介を入れる、挿絵を入れる) - そもそも全体に白ページの存在は禁止なのでコンテンツを調整して埋める

ひとまず #1175 で「便利な命令」を追加してみます。 ページ繰りについて「こうあるべきである」というのはRe:VIEW自体では決めたくないので、 - 決めうち(たとえば奥付は偶数で裏表紙などは入らない)にしやすいであろうサードパーティスタイルのほうで、この便利なマクロを使って適宜ページ調整をしておいてもらう - 「このマクロをこうすればいい、こう書き換えればいい」という情報を出していく ということで対応するほうが妥当かなと考えています。