scivola

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https://docs.ruby-lang.org/ja/2.7.0/method/Enumerator=3a=3aArithmeticSequence/i/end.html 私が「`Enumerator::ArithmeticSequence#end` は有限数列としての最後の項の値を返す」と思い込み,プルリクエスト #2156 を作成して取り込んでいただいたのですが,@mrkn さんの [ご指摘](https://github.com/rurema/doctree/pull/2156#issuecomment-597331681) どおり,最終項(=末項)ではありませんでした。 (最終項と一致する場合もあります) 用語を修正するとともに, - `(1..5).step` - `(1...5).step` - `(1..).step` のような場合を挙げるなどして,`end` の返り値の意味を分かりやすくしたいと思います。 `begin` のほうは果たして「初項」と言いうるかというと, ```rb (3..1).step.begin # => 3 ``` において数列としては項が無くても 3 を返したりして**微妙**な気がしますが,こちらは素朴に「初項」のままでもいいのかもしれません。

https://docs.ruby-lang.org/ja/2.7.0/class/FileUtils.html FileUtils のモジュール関数に与えるオプションが,Ruby 2.4 でハッシュからキーワード引数に変更になったようですが,直っていません。 @znz さん調べ https://github.com/ruby/ruby/commit/baa43cd0c2217548c9e19366056fdc5fbd50fa4a

#2179 で各種クラスの `` のメソッドシグニチャーで返り値の表記がバラバラであることが指摘されました。 この問題を issue 化します。 わりと多くの `` メソッドが `-1 | 0 | 1 | nil` を返り値としますが,`nil` が抜けていたり(誤り;古い仕様のまま),`Integer | nil` だったり(誤りではないが,具体的に書きたい)です。 メソッドシグニチャーだけでなく,説明文や「RETURN」を書き直す必要があるメソッドも少なくないようです。 以下のリストは #2179 の GREP 検索の結果を整理したものです。 ただし,以下のようなものは省いています。 -...

CSV#path https://docs.ruby-lang.org/ja/2.7.0/method/CSV/i/path.html には, > IO#path に委譲します。 とあるのですが,そういうメソッドは存在しません。 rdoc のほうにもそのような記述はありません(というか,rdoc には CSV#path の説明文が無い)。 rdoc で実装を見たところ ```rb def path @io.path if @io.respond_to?(:path) end ``` となっていました。 この `@io` は,CSV オブジェクトが作られるときに渡されたデータ(ただし,String が渡されたときは `StringIO` 化したもの)が保持されているようです。...

https://docs.ruby-lang.org/ja/2.7.0/method/String/i/next.html サンプルコードの最後の二つに問題があります。 ```rb p "\0".succ # => "\001" p "\377".succ # => "\001\000" ``` おそらく Ruby 1.8 時代の記述が残っているのだと思います。 一つ目の `"\0".succ` はエンコーディング依存で,ASCII や CP932 であればサンプルコードとおりです。 UTF-8 などの Unicode 系の文字コードだと `"\u0001"` となります。...

Float#rationalize の説明 https://docs.ruby-lang.org/ja/2.7.0/method/Float/i/rationalize.html に > eps を省略した場合は誤差が最も小さくなるような Rational を返します。 とありますが,間違っています。 正確な仕様はややこしいので,るりま上では簡単な説明ですませ,きちんと知りたい人向けのリンクを置くのがよさそうです。 とりあえず忘れないうちにと思い issue 立てます。

[範囲オブジェクト](https://docs.ruby-lang.org/ja/2.5.0/doc/spec=2fliteral.html#range) には, > 範囲式はその両端が数値リテラルであれば、何度評価されても同じオブジェク トを返します。 とあります。 実験した範囲では,両端が Integer だと確かにそうでしたが,Float や Rational ではそうなりませんでした。 ```rb 3.times.map{ 1.0..2.0 }.map(&:object_id).uniq # => [65553920, 65553900, 65553840] 3.times.map{ 2r..3r }.map(&:object_id).uniq # => [69043780, 69043760, 69043740] ```

Math と CMath の関数について,以下のような課題があると思います。 (追記 2023-01-06:CMath は Ruby 2.7 で標準添付ライブラリーから外されたので現時点でやることはもう無い) [1] サンプルコードの新記法化 #1546 → 済(#1573 #1574) [2] サンプルコードの整備 #433 ~ただし,Math のほうはご担当が既に決まっています(@tbpgr さん)。~ Math は終わっているので CMath に関して。 → CMath はやらないので,[2] は終了。...

「Rubyで使われる記号の意味」のページ https://docs.ruby-lang.org/ja/2.7.0/doc/symref.html の課題や提案事項・検討事項などをここにまとめます。 ◎既存の issues https://github.com/rurema/doctree/issues/1630 https://github.com/rurema/doctree/issues/1631 https://github.com/rurema/doctree/issues/1625 ◎タイトル 現状のタイトルが「Rubyで使われる記号の意味(正規表現の複雑な記号は除く)」ですが,ページタイトルとしてちょっと長過ぎないでしょうか。 また,ここに収めない記号としては,「正規表現のややこしいもの」のほかにも, - `Date#strftime` の書式指定で使う `%`,`-`,`.` とかの類 - `Kernel.#format` の書式指定で使う `%`,`#`,`+`,`-` とかの類 - `String#unpack`,`Array#pack` のテンプレートで使う `!`,`` - ファイルパスのデリミター - CSV,JSON,YAML,XML など特定のフォーマットに使うもの...

「プログラムの実行」には「変数と定数」「擬似変数」など、ここに収めないほうがよくて、しかも他のページと内容がかぶっている節があります。これらを整理したいと思います。 第一弾として、「擬似変数」を削除するプルリクエストを作りました。#1508 ここは単純削除でよいと思います。 「変数と定数」の節は「変数と定数」のページと重複していますが、単純削除でよいか分かりません。 「メソッド」や「代入」の節もほかとかぶっていますが、どのような方針で整理したらよいか分かりません。 いかがでしょうか。