Koutaro Mukai
Koutaro Mukai
これだけが問題ではないと思うのですが、一つ明らかな原因はGhostscriptが古すぎることです。検証データを用意しました。 [gs-latest.zip](https://github.com/user-attachments/files/23158088/gs-latest.zip) Vivliostyle CLI v9.7.2のコンテナにインストールされている(ベースであるUbuntu 22.04に用意されている)Ghostscriptは9系であり、現行の10.06.0からは遅れています。最新のGhostscriptをビルドしてpress-readyに使わせることで、旧バージョンではジャギーになっていた箇所が改善することがわかります。 (赤が減分、不自然に太くなっていたテキストが他の箇所と同じ表示に直っている)
Ghostscriptのバージョンを上げることで今回の問題については解決できそうですが、おそらくpress-ready公開時の想定メジャーバージョンから外れるかと思います。 Ghostscriptの挙動も変化してきています。たとえば`-dPDFX`オプションは以前はX-3aを指定する真偽値で、オプションの組み合わせによって実質的にX-1aにも対応する形でしたが、現在では`-dPDFX=1`でX-1aを直接指定できるようになっています([vibranthq/press-ready:src/ghostScript.ts#L65](https://github.com/vibranthq/press-ready/blob/1c931fbeaa8d5d2e476c5e05dce7abb3cb0e56e3/src/ghostScript.ts#L65))。 次回の開発者会議に向けての提起なのですが、press-readyの組み込みをやめることを検討する状況になっていると思います。press-readyやGhostscriptなどの変換の知見は何らかの形で紹介するにしても、更新を期待することも引き継ぐことも難しい外部のプロジェクトに依存してVivliostyle側の機能の一部として提供するのは無理があるのではと感じています。現に、信頼できる変換方法としてはすでに紹介できていない状況です。