リモートの投稿を削除した際、Renote等で復活しないようにする
Summary
現状、リモートから流れてきた投稿を削除すると、他サーバーからのRN等によって復活してしまいます。 これはモデレーションの際に問題となる(削除しても殆ど意味が無い)ので、論理削除などによって復活しないようになると嬉しいです。 「投稿内容は削除し、ノートのIDだけは残しておく」等によって対応出来るのでしょうか…? (私は連合で流れてきたノートの同一性がどのように判断されているか把握していません)
Related: #7342
場合によってはモデレーターのみが見えたとしても法的な問題が残る場合(著作権問題、GDPR、CSAM、一部の国における不敬罪など)があるので、復活させないフラグを残しつつも内容を抹消する機能が望ましいかと思います
ActivityPub的には削除したオブジェクトが参照された場合はTombstoneで表現しますね。410 Gone。
削除済みオブジェクトIDだけ記録した独立したテーブルにするか、内容を削除したノートで表現するかは選択の余地があるかと思います。
Related to https://github.com/misskey-dev/misskey/issues/7557
#7557 は違った(7557が衝撃的すぎて勝手にそっちに引っ張られていた
https://github.com/misskey-dev/misskey/issues/10017#issuecomment-2702966568 こちらに引用しておきます。
リモートの投稿だとRN等で復活する
Mastodonの場合、TombstoneというNoteの墓標テーブルがあって、リモート投稿が削除された時(Deleteアクティビティを受け取った時)に投稿者のidと投稿のuriを記録しています。モデレーターが削除した場合はフラグをつけて記録されます。これでRNなどによる復活を防いでいます。リモート投稿専用です。
リモートアカウントが削除状態になった場合、不要になったTombstoneはまとめて消去しています。
また、投稿にも論理削除フラグとしてdeleted_at(削除日時)があります。こちらはローカルもリモートも一緒です。
- (時間の掛かる関連データのバックグラウンド削除処理が完了する前に)削除を即時反映させるため
- モデレーター削除の場合に、証拠として投稿内容を保持し、処分を取り消す場合に投稿を復活可能とするため
即時反映は、複雑な削除処理中のエラーにより削除漏れとなることを防ぐ効果、削除と同時にリノートやリアクションなどがあった際に削除中の投稿が復活したり状態が矛盾することを防ぐ効果も持っています。
なお、消去権等の関係で、証拠としての保持など特段の理由のある場合を除き、本人が削除を実行したデータを論理削除で保持し続けることは権利侵害となり得るため、必要以上に保持しない対応は必要です。