Ubuntu 20.04のサポートを終了する

[ma8ma]

Ubuntu 20.04のサポートを終了する

背景や動機

RFC 0006に基づき次期リリースをもってUbuntu 20.04(2020年リリース)のサポートを終了し動作環境を更新することを提案します。

解決方法

Debian Bullseye(2021年リリース)を参考にツールチェーンとライブラリの要件を更新します。

• glibmm 2.64.2 以上
• glib 2.66.8 以上 glibmmのバージョンと同期しなくなったため指定します。
• gnutls 3.7.1 以上
• g++ 10 以上、または clang++ 11 以上
• meson 0.61.0 以上 bullseye-backportsで1.0.0が利用できるためUbuntu 22.04に合わせます。

また、古い環境での検証が困難なため推奨環境も更新します。

• Linux Kernel 5.10.0 以上

動作環境の更新時期

2025-01

詳細日程はv0.13.0のリリースが計画されてから決定します。

作業ステップ

• [x] ドキュメントを更新して動作環境の更新予定を知らせる https://github.com/JDimproved/JDim/pull/1419
• [ ] v0.13.0リリース後にライブラリの要件を変更する

その後は新しい機能を使ってコードや機能を修正していきます。

代替案

なし

追加の情報

Ubuntu 20.04 のサポートは GitHub Actions でチェックしています。 24.04 の runner image が一般提供(GA)されて 20.04 が廃止プロセスに入った段階でサポートの放棄を考えています。

GitHub Actions Runner Images: https://github.com/actions/runner-images