サブモジュール "the-rust-programming-language-ja" の自動更新

[tatsuya6502]

Travis による CI 実行時に、サブモジュール "the-rust-programming-language-ja" を最新版に自動更新するように変更します。以前検討した この案 をベースにしています。

現在の CI からの変更点

1. PDF を生成する前に、サブモジュール "the-rust-programming-language-ja" のディレクトリで git pull origin master し、最新のリビジョンを取得する 。（.travis.yml ファイルの変更）
2. PDF の生成に成功したら、サブモジュールのリビジョンをコミットし GitHub 上の同じブランチへ push する。（ci-scripts/commit-trpl-submodule-revision.sh で実現）　なお、その際、コミットメッセージに [ci skip] の文字列を含めることで、これをトリガーにした新たな CI が起動することを防ぐ。
3. 現在のブランチが master ブランチの時だけ、生成した PDF を gh-pages ブランチへ push する。（ci-scripts/publish-pdf.sh で実現）

CI 実行例

テストのために、本リポジトリのフォークで CI を実行しました。

• 2の結果：https://travis-ci.org/tatsuya6502/trpl-ja-pdf/builds/254070203
• 3の結果：https://travis-ci.org/tatsuya6502/trpl-ja-pdf/builds/254082362

@y-yu さん、レビューをお願いします。

[y-yu]

@tatsuya6502 さん。

ありがとうございます。 1つ質問なんですが、このPRはthe-rust-programming-language-jaリポジトリが更新されたときにPDF版が自動で生成される、ということを達成しようとしているということでよいでしょうか。それとも、Travis CIを1日1回などペースで定期的に実行するという感じでしょうか。

[tatsuya6502]

@y-yu さん

このPRはthe-rust-programming-language-jaリポジトリが更新されたときにPDF版が自動で生成される、ということを達成しようとしているということでよいでしょうか。それとも、...

はい、そうです。この PR では前者を達成しようとしています。

もちろん、この PR をマージしただけでは不十分で、the-rust-programming-language-ja（trpl-ja）に更新があったことを検知できません。そこで、この後、trpl-ja の Circle CI ジョブに修正を加え、trpl-ja の master ブランチが更新されたときに、こちら（trpl-ja-pdf）の Jenkins CI ジョブを自動起動するようにします。具体的には Travis CI ドキュメントの このページ で解説されている curl コマンドを使った方法を用います。

trpl-ja の Circle CI ジョブの修正は、数日中に行う予定です。（PR を上げた時点でお知らせします）　その PR がマージされたら、trpl-ja が更新されるごとに trpl-ja-pdf の Jenkins CI ジョブが起動され、PDF が自動生成されるようになります。

[y-yu]

@tatsuya6502 さん。

なるほど！ 承知しました。 そういう前提で変更点を詳しく見てみることにします。

[tatsuya6502]

trpl-ja の Circle CI ジョブの修正は、数日中に行う予定です。

こちらですが、 trpl-ja の方へ PR を上げました。 https://github.com/rust-lang-ja/the-rust-programming-language-ja/pull/278

[tatsuya6502]

レビュー、ありがとうございました。ご指摘の2点は修正しました。

が、問題が1つあることに気づきました。修正できるか今夜（？）調べますので、まだマージしないでください。

今回、フォークしたリポジトリ（tatsuya6502）のブランチ（auto-update-submodules）で作業しているのですが、PR を上げたままコミットすると、Travis CI のジョブが2つ走るようです。

• PR 元のリポジトリ: https://travis-ci.org/tatsuya6502/trpl-ja-pdf/builds/255883615
• PR 先のリポジトリ: https://travis-ci.org/rust-lang-ja/trpl-ja-pdf/builds/255883619

前者は期待通り動いているのですが、後者はそうではありません。commit-trpl-submodule-revision.sh がサブモジュールの変更を trpl-ja-pdf の master ブランチに commit して、push しようとします。（deploy.key の decrypt ができなかったのか、push には失敗しています）　こういう場合には、PR 先のリポジトリでは commit-trpl-submodule-revision.sh は何もしない方がいいと思います。修正できるか調べてみます。

[y-yu]

承知しました。

[tatsuya6502]

メモ：テストリポジトリで実施したテスト結果（7/22/2017）

No.	リポジトリ	ブランチ	アクション	Travis Job	TRAVIS_ EVENT_TYPE	TRAVIS_ BRANCH	TRAVIS_ PULL_REQUEST	TRAVIS_ PULL_REQUEST_ BRANCH	TRAVIS_ SECURE_ ENV_VARS	MY_SECRET_ VALUE
1	root	master	push	root #3 (master)	push	master	false		true	[secure]
2	root	local-branch1	push	root #4 (local-branch1)	push	local-branch1	false		true	[secure]
3	root	local-branch1	open PR #1 to master	root #5 (master)	pull_request	master	1	local-branch1	true	[secure]
4	root	local-branch1	push	root #6 (local-branch1)	push	local-branch1	false		true	[secure]
				root #7 (master)	pull_request	master	1	local-branch1	true	[secure]
5	root	master	merge PR #1	root #8 (master)	push	master	false		true	[secure]
6	fork	fork-branch1	push	fork #2 (fork-branch1)	push	fork-branch1	false		false
7	fork	fork-branch1	open PR #2 to master	root #9 (master)	pull_request	master	2	fork-branch1	false
8	fork	fork-branch1	push	fork #3 (fork-branch1)	push	fork-branch1	false		false
				root #10 (master)	pull_request	master	2	fork-branch1	false
9	root	master	merge PR #2	root #11 (master)	push	master	false		true	[secure]